プログラミングに向いている人はどんな人?プログラマーを目指すための10の特徴を解説

プログラミングに向いている人はどんな人?プログラマーを目指すための10の特徴を解説

優秀なプログラマーには共通している特徴がいくつかあります。

逆説的に考えると、それらの特徴を持っている人は優れたプログラマーになる可能性が高いかもしれません。

アイデア力やコミュニケーション能力、課題を自身で解決する能力などはプログラマーとして成功するためには必要不可欠な資質です。

この記事では、プログラマーに向いている人10個の特徴について解説します。

プログラミングに向いている人の特徴

プログラマーとして活動している人達に共通している特徴には以下のようなものがあります。

1. 妥協しない姿勢

有能なプログラマーは、プロジェクトの成功に関心を持っています。彼らは明るく、タスクを完了するためにさらに努力することを厭わず、常に全力を尽くします。

タイトな締め切りが繰り返されることで開発者が疲労困憊しないようにすることは非常に重要ですが、納期間際であればどうしても避けられない時が出てきます。

そのような時でも妥協せず、前向きに取り組む姿勢は優秀なプログラマーに共通している資質です。

学生や社会人であっても仕事において妥協しない姿勢をもっている人はプログラミングに向いているといえるでしょう。

2. 優れたコミュニケーション スキル

効果的なコミュニケーションと強力な開発スキルは密接に関連しています。

優れたプログラマーは、課題を明確に理解し、それらを細かいタスクと仮説に分解して実行するためのアクションが得意です。

またプロジェクトチームのメンバーと相互に理解し合うためのコミュニケーションも必須。プログラマーには優れたコミュニケーション能力も求められるのです。

3. 時間とタスクを管理する能力

優れたプログラマーは非常に倫理観をしっかりと持ち合わせています。

会議には時間通りに出席するし、プログラムを完成させるのに必要な時間を事前に予測してスケジュールを経て、納期を遵守します。

さらに優れた開発者はクライアントやリーダーを管理することに長けており、プロジェクト・マネージャーとしての資質も持ち合わせています。

4. 自己学習能力

自己学習に優れた人は、優れたプログラマーになる資質が高いといえます。

学習意欲が高く、勉強することが苦にならないタイプの人は、新しい言語や技術を素早く習得することが得意です。

プログラミングの世界では常にアップデートの連続で、新しい情報や技術が生まれ続けています。それらをキャッチアップし続ける能力、すなわち自己学習能力が高い人はプログラマーとしての資質にも優れているのです。

すべてのプログラマーは、解決策のない問題に常々遭遇します。しかし、熟練したプログラマーであれば実行可能な解決策を考え出します。

学習する能力は、人が持つことができる最高のスキルであり、優れたプログラマーは自己学習の専門家でもあるのです。

5. 優れたチームワーク

優れたプログラマーを目指すなら、チームワークを理解して動ける人は向いています。

プログラマーとして働く場合、まずはプロジェクトチームの一員として働くことになります。チームメイトが行き詰まったときに支援し、有益な情報は相互に共有する。社内および開発者コミュニティ全体でチームメイトに役立つドキュメントを提供しあいます。

チームワークを理解していることも優れたプログラマーとしての資質です。

6. プログラミング好き

プログラミングを好きでないプログラマーはいません。

基本的に、プログラマーはプログラミングが好きな人達の集まりです。休日はゲームで遊んだり、サーバーをセットアップしたり、趣味でアプリ開発をしている人はめずらしくありません。

休みの日はプログラミングから離れてリラックスすることも重要ですが、優れたプログラマーはプログラミングが好きなことは共通しています。

プログラマーやエンジニアを採用する機会があるとしたら、趣味について尋ねてみることは有効的です。

7. 失敗を処理する能力

プログラマーが最初からプログラミングの実行に成功することはめったにありません。失敗、エラーが当たり前の世界です。

ミスやエラーを失敗の兆候としてではなく、課題と見なせるのであれば優秀なプログラマーとしての資質です。

8.納期を守る

ほとんどのプログラマーは、締め切り主導型のプロジェクトに取り組んでいます。

プログラマーは、マネージャーが新しいアプリケーションのコーディングや既存のアプリケーションの修正にかかる時間を理解した上で納期に間に合わせる必要があります。

開発者は期限を守るためにあらゆる努力をすることが求められます。

優れたプログラマーは、タスクに優先順位を付けて時間を管理することに長けています。

プログラマーを目指すのであれば、目標を明確にして期限内に確実に完了できるように、タスクを整理して優先順位を付けるスキルが必要です。

学生であれば宿題や課題の提出を確実に守る人はプログラマーに向いています。

9. 調査への意欲

プログラミング言語によっては実用的なライブラリやフレームワークといった業務効率化を向上させるツールがあります。

これらを使って効率良く開発する姿勢や、普段の仕事をアプリやソフトウェアを使って生産性の向上を図ることはプログラマーに求められます。

生産性や効率化の情報に対してアップデートをし続けていく姿勢を持つことはプログラマーを目指すなら重要な資質です。

10. 体力も重要

プログラミング自体にはハードなイメージはあまりありませんが、プログラマーの仕事は繁忙期や納期間近であれば残業が増えて長丁場になることがあります。

時代と共に無駄な残業や長い労働時間は減ってはいますが、繁忙期に残業がゼロなことは稀です。

そんな忙しさを乗り越えて開発業務をしていくためにも最低限の体力は必要です。

過度なトレーニングが求められているわけではありませんが、筋トレをすることで身体を疲れにくくしたり、栄養と睡眠をしっかり取るなど自己管理能力は欲しい所です。

文系でも優秀なプログラマーになれる

プログラミングやプログラマーに向いている特徴の話においては、必ずといっていいほど「自分は理系じゃないのでプログラミングに向いていない」と言い出す人がいますが、プログラミングにおいては理系、文系の区分けはあまり意味がありません。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が2017年に発表した「IT人材2017」によれば、

IT企業におけるIT技術者の最終学歴/専攻の割合では、最終学歴は「大学学部」と「大学院」を合わせて70%以上で情報系を専攻していたのはその内の約40%弱という調査結果が発表されています。

出典:IT人材白書2017

さらに、いわゆる理数系以外の専攻出身者は約3割程度で、20代、30代では理数系以外の出身者は3割を超えています。

この結果からも分かるようにプログラミングの学習において、理系・文系を気にする必要性はないといえるでしょう。

まとめ

プログラマーには様々な資質が求められます。逆に今回紹介した特徴が当てはまるのであればあなたはプログラマーに向いているかもしれません。

また実際に自分がプログラマーに向いているかどうかは、実際にコードを書いてみたりプログラミングに触れてみるとより明確になります。

結局のところ実際に手を動かしてみないと適性があるかないかは分かりません。

もしかしたら意外と自分に適性があるのが分かって、それからプログラミングを好きになることだってあるかもしれません。

まずは身近なところからプログラミングに触れてみてください。

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