【30代】未経験からプログラマーへの転職で知っておくべき5つのこと【中途採用】

【新卒向け】未経験でもプログラマーになれる理由とプログラマーになるために必要なこと4選

プログラミング未経験の方からプログラマーへの転職を相談されることが増えてきました。働き方の多様化、リモートワークにより働く場所を選ばなくなった、手に職をつけたいなど理由は様々です。

中途採用、プログラミング未経験でもプログラマーになれるのでしょうか?

答えは、なれます。

しかし、20代ではなく三十路を迎えてのプログラマー転職はグッと難易度が上がるのも事実。

この記事では、主にプログラミング未経験からプログラマーへ転職するためのポイントを解説します。

プログラマーへの転職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

中途採用でプログラマーへ転職するなら知っておきたいこと

未経験、さらに中途採用でプログラマーへの転職を志すなら事前に知っておきたいことがいくつかあります。

①30代になると転職の難易度が上がる

プログラマーに限らず職種未経験でも転職がしやすいのは20代までとされています。三十路に入ると転職活動の難易度が上がってしまうのはプログラマーも同じです。

20代と30代未経験者の書類選考通過率では大きく差があるとも言われています。

一概にはいえませんが、20代未経験者での書類選考通過率は約20%程度といわれ、30代では10%台までガクッと下がってしまうといわれています。

30代の方でも実務は未経験でもプログラミングスキルがある、前職での実績があるといった場合には採用されていることもあり、必ずしも30代でのプログラマー転職ができないわけではありません。

しかし、30代であれば20代よりも書類選考通過率は下がり、転職自体の難易度も上がってしまうことは覚悟しておきましょう。

②現場ではコミュニケーション能力が求められる

プログラマーにとってプログラミングスキルが重要視されるのは勿論ですが、同じくらい求められるのがコミュニケーション能力です。

プログラマーであっても職場やプロジェクトで一緒に働くメンバーとのコミュニケーションは必須。特にシステム開発では多くの人と関わって開発していきます。

企業側も未経験で採用した人へ高いプログラミングスキルを最初から要求することはありませんが、中途採用で入社したのであれば社会人経験もあるので最低限のコミュニケーションスキルは要求されるでしょう。

逆に足りないプログラミングスキルの分も、コミュニケーションでカバーするぐらいの気持ちが必要です。

③いかに「一緒に仕事をしたい」と思わせるか

書類選考で通過した場合、次に待ち構えているのは採用担当者との面接です。

現在ではオンラインでの面接も一般的になりましたが、対面、非対面問わず採用担当者に一緒に働きたいと思わせることが重要です。

未経験であっても熱意、やる気、情熱といった気持ちが大事です。後述しますが、この気持ちの部分が可視化されているとよりベター。求職者のやる気が伝わりやすいでしょう。

また、職種や業種は違うもののこれまでの社会人経験で培った技術や経験もアピールすべきです。

④資格を取っておくとアピールがしやすい

未経験ながらプログラマーとしてポテンシャル採用されたケースはあるものの、この場合の未経験とはプログラミングやITに関する知識が皆無な状態のことではありません。

入社にあたっては、プログラマーとしての実務経験はなくてもプログラミングやITに関する知識は持ち合わせているという前提で話は進んでいきます。

では、プログラミングやITに関する知識はどれくらい持っていればいいのか?と疑問に思うでしょう。

採用側が持っていてほしいプログラミングの知識の判定基準としては、関連した「基本情報技術者」もしくは「ITパスポート」などの資格を取得しておくと説得力があります。

「基本情報技術者」もしくは「ITパスポート」の資格を取得しておくことで、知識のインプットや学習済みの求職者であるという判断につながるはずです。

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⑤プログラミングの知識はインプットしておく

プログラマーと一口にいっても業務内容によって使用するプログラミング言語は異なります。

転職活動をおこなう中で転職サイトやエージェントを利用することになります。その際に業務内容の把握は勿論、エントリーする企業先でどんなプログラミング言語が使用されているかの確認は必須になります。

自分が目指す開発現場で使われているプログラミング言語に関する知識を有しておくことで転職活動にプラスになるのでおすすめです

もっともほとんどの企業の募集要項に使用言語と未経験者でも応募可能かは明記してあるはずなので、そちらを参考にしてみてください。

下記の表は代表的なプログラミング言語と、得意な分野の一覧になります。

出来ることプログラミング言語
Web開発PHP,Javascript
アプリ開発Java、Kotlin、Swift、C#
サーバーサイド開発Java、C#、Python、Go
AI/機械学習Python、C++、R

また、プログラマーと一括りにしてしまいますが、

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・SIer業界のプログラマー

・社内システムのプログラマー

・Web系のプログラマー

・ゲーム業界のプログラマー

・組み込み系プログラマー[/su_note]

といったように業界や分野によってプログラマーとしての役割も業務内容も異なります。

自身が目指すプログラマーはどんな業界でどんな業務内容をしているかの把握をしておくことでキャリアプランの形成にも役立ちます。

⑥ポートフォリオを用意しておく

ITに関する資格を取得しておくことで転職活動にプラスになると伝えましたが、採用担当者により明確に自分のプログラミングスキルを提示できるのがポートフォリオです。

ポートフォリオは業界によって意味合いがことなりますが、大まかには作品集や成果物を意味しています。

IT業界やプログラマーでの転職活動では実際にシステムやアプリケーションを開発して提出するケースが一般的になっています。

実務が未経験であってもプログラミングスキルを有していることの何よりの証明にもなりますし、自分自身でシステムやアプリケーションを作りあげることでプログラミングへの熱意や向上心を相手に分かりやすくアピールできます。

⑦しっかりとしたキャリアプランを持つ

それまでの仕事を辞めて未経験の職を目指すことは、それ相応の覚悟や目的があるのでしょう。ましてや30代に入ってから未経験職種を目指すことでの苦労や難しさは、色々な場所で多くの人が語っています。

プログラマーへの転職も同様だと思いますが、それでも将来的な目標が定まっていないと入社してからのミスマッチで上手くいかない場合もあります。

繰り返しお伝えしている通り、プログラマーといっても業界や分野によって使用するプログラミング言語も違えば業務内容も異なってきます。

さらに働く業界の将来性、プログラミング言語の将来性も考慮しなくてはなりません。

将来的に需要が低い業種やプログラミング言語を選択してしまえば何のためにプログラマーに転職したか分からないような事態にもなりかねません。

そのような最悪なケースを避けるためにも、プログラマーに転職した後のキャリアプランもしっかりとイメージしておくことをおすすめします。

まとめ

プログラミングが未経験であっても中途採用からプログラマーへの転職は可能です。

しかし、新卒採用や20代の求職者と比較すると難易度が高いので覚悟は必要です。

熱意ややる気が必要なのは勿論ですが、熱意ややる気だけでなんとかなるものでもありません。自分自身の目標やキャリアプランから逆算して、効率良く転職活動をおこなう必要があります。

特に30代に入っているのであれば、その選択は早めにしておくべきです。

まずは大まかに転職する業界や分野の方向性を理解してから学習すると良いでしょう。

プログラミングの学習もコストを掛けたくない場合は動画サイトやチュートリアルサイトで独学でも勧められますが、短期的に集中して学べるプログラミングスクールの利用が転職活動には効果的でしょう。

専門の転職エージェントやサービスもあるので、ぜひ有効に利用して内定を勝ち取ってください。

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