【初心者向け】プログラミングに興味がある人からの疑問に答えました【Q&A】

プログラミングを学びたい人、プログラミングに興味を持ったのはいいけど分からないことだらけ。
今ではプログラミングを仕事や趣味にして活用している人でも、最初はそうではなかったですか?
実際に、未経験の方や、初心者プログラマーからよく聞かれる疑問に答えてみましたので、同じ疑問を持たれている方はぜひ参考にしてみてください。
Q. プログラミングを学ぶとどんなメリットがありますか?
プログラミングを仕事にしようと思ったら、メリットや将来性が気になりますよね。一般的にプログラミングの職は年収やキャリアアップにつながるとされています。
A.キャリアアップにつながる可能性があります

エンジニアやプログラマーは一般的に就職市場でのニーズが高い職業とされています。
なぜニーズが高いのかというと、エンジニアやプログラマーといったIT人材が現在の日本では不足傾向だからです。昨今はDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進やビッグデータの活用、AIの普及などもあり企業は高度なIT人材を求めています。
さらに将来的にIT人材はもっと不足すると、経済産業省の発表した調査資料では予測されています。
ある意味、企業から引っ張りだこな存在がIT人材なのです。
プログラミングスキルがある人材であれば企業から見ても魅力的に映ります。転職や就職活動においても有利になり、年収やキャリアアップにつながる可能性が高くなります。
A.問題解決能力や思考力が向上します
プログラミングを学習することで、問題解決能力や思考力はアップすると考えられています。
実際のプログラミング作業とは、プログラミング言語を用いて、実行するタスクをコンピュータに割り当てることを繰り返します。
複雑なタスクであって基本的には分解すると小さなタスクの集まりです。
プログラミングにおける問題解決は、集積したタスクを分解して、一個一個を解決していくというアプローチを取ります。これを繰り返すことで、エンジニアの問題解決能力が高まっていくと考えれています。
また、アップル社の創始者であるスティーブ・ジョブズは、
「プログラミングスキルを身につけることは、現代社会における思考法を学ぶことにつながる」
とも語っていて、プログラミングを学習することは、ロジカルな思考力が身につくと考えていたようです。
Q. プログラミングの知識はエンジニア以外の仕事にも役立ちますか?
エンジニアを目指すわけではないけれど、現在の仕事や職種にプログラミングスキルを役立てたいと考えている人も多いようです。
A.世界に対する理解を深める
現代社会のテクノロジーはどんどん進化していき、そのスピードは加速していきます。
目には見えなくても我々の日常生活を取り巻く中ではプログラミングが多くのサービスやアプリケーションを動かしています。
プログラミング スキルを身につけることは、自分の周りではどのようにプログラミングが機能するかをよりよく理解できるようになります。
理解が深まることで、友人、家族、子供に対してのアドバイスもできるし、より効率的に操作できるようにすることができます。
プログラミングを理解することは最先端のリテラシーであり、世界そのものに対する理解を深めることにつながります。
A.注意力を養うのに役立ちます
プログラミングではコードを記述していきますが、コードの一部に小さなミスがあればプログラムは正常に動きません。
プログラミングをを学ぶことで、潜在的なエラーやミスを素早く調べて修正するクセが身につきます。細部への注意力を養うことはエンジニア以外の仕事においても非常に役立ちます。
A.キャリアの幅が広がる

プログラミングスキルを身につけることで、将来のキャリア選択に新しい選択肢が増えるかもしれません。
たとえば、ビッグデータの分析結果を自社のマーケティングに活用したいと考えている企業はたくさんいます。
データの可視化、WebスクレイピングといったことができるPythonを学習した人であれば、データサイエンティストやマーケッターとしての道が拓けるかもしれませんよ。
今の職種をより有効にしてくれるプログラミングスキルを調べてみるといいかもしれません。
Q. プログラマーの年収はいくらぐらいですか?
就活生でも、中途でも気になるのは何といってもいくら稼げるのか?に尽きますね。
A.平均は約419万円

厚生労働省がホームページで発表している「賃金構造基本統計調査」にはそれぞれの職業別の賃金平均額が掲載されていますが、プログラマーや関連した職業の平均年収は約419万円となっています。
月給平均は約29.9万円、賞与が約60.1万円、働いている人の平均年齢は32.7歳となっています。
日本の平均年収と比較すると若干低い傾向にありますが、給与の幅は270万〜800万円以上と比較的広いので、企業規模や環境、スキルによって差が出る職業かもしれません。
スキルが高く、セルフブランディングが上手い方であればフリーランスエンジニアとしてさらに稼ぐことも可能になります。
Q. プログラミングの学習方法でベストな方法はありますか?
いざプログラミングを学ぼうと思ってもどうやって学習したら分からない、といったことも初心者の方には多いもの。どうやって学習するのがベストなのでしょうか。
A.コストをかけたくない場合は本や動画で学ぶ
まず、プログラミングについて何も分からない状態であれば、最初はYouTubeなどの動画サイトでプログラミングの概要を視聴することから始めることをおすすめします。
学習したいプログラミング言語の優れたチュートリアルや書籍を読むことも大事です。まずはインプットをする意識で学んでみてください。
A.実際に手を動かしてみる
ある程度、基本を理解して概要を学んだら、オンラインの学習講座などで実際に手を動かしてみましょう学習しながら簡単なプロジェクトを開始してみるのもありです。
0からコードを書くのが難しい場合は、既存のコードをアレンジして見るのも一つの学習方法です。プログラミングを学ぶのに効果的な方法は、実際にやって学ぶことです。
実際に仕事でプログラミングをしたい、プログラマーとして転職を検討している場合には有料のプログラミングスクールで受講することが手っ取り早いでしょう。
プログラミング言語の難易度にもよりますが、独学で覚えようとすると挫折しやすいので、フィードバックが得られるような環境で学習し、独学でエンジニアを目指すことはおすすめしません。
Q. プログラミングを学ぶのは難しいですか?
A.はい。
特に最初は。プログラミングは経験を積むほど習得しやすくなると思います。
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Q. 最初に学習するのにおすすめなプログラミング言語はどれですか?
A.プログラミング言語の選択は、学習する目的によって変わってきます。
たとえば、個人の Web サイトを構築して管理したい人は、HTML や CSSなどの基本的なマークアップ言語に加えて、 JavaScript、Node.js、Reactなどのサイトをより動的にするのに役立つ言語を学びたいと思うかもしれません。
一方、モバイル アプリを作成したい人は、Swift、Java、Kotlinなどから始めるのがいいでしょう。
最終的なアウトプットをイメージして、学習する言語を選ぶ必要があります。
Q. プログラミング言語はなぜ「言語」と呼ばれるのですか?
A.プログラミング言語は、人間が機械と「対話」するために使用できる媒体と考えられているからです。
コンピュータのプログラミング(英: programming)とは、コンピュータプログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為である。
引用:プログラミング (コンピュータ) - Wikipedia
プログラミングの意図をコンピュータに伝達する為の概念であり「言語」なので、プログラミング「言語」と呼称されていると考えられます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はプログラミングに興味を持った人からの質問に答えてみました。
効率良くプログラミングを学習したいと考えているなら、独学よりもプログラミングスクールを選択してください。
エンジニアを目指さないことになってもプログラミングのスキルはあらゆる所で活かされます。
まずは、自分の目的やゴールをしっかりとイメージしてプログラミング言語を選んでみて下さい。