【2022年】将来性のあるプログラミング言語10選について紹介します!

【2022年】将来性のあるプログラミング言語10選について紹介します!

プログラミングの習得には時間とコストがかかります。キャリアアップを目指して覚えたプログラミング言語が、将来使われなくなってしまっては意味がありませんよね。

しかし、プログラミング初心者からすればどのプログラミング言語を習うべきなのか分からないのが正直なところ。

この記事では、そんな人のために将来性のあるプログラミング言語を紹介しました。是非参考にしてみて下さい。

Python(AI開発・Web開発)

【プログラミング言語】python

Pythonは、高水準で汎用的なプログラミング言語として有名です。また、習得が簡単なプログラミング言語であることでも知られており、多くの人が利用しています。

 Pythonが簡単な理由は、複数のモジュールをまとめた「パッケージ」、そしてパッケージをまとめた「ライブラリ」が豊富にあることに起因しています。世界中のエンジニアが既にライブラリをまとめておいてくれるおかげで、一から作成する必要がなく効率の良いプログラミングができるのです。

Pythonは、主に2D画像や3Dアニメーションの開発でも利用されているので、多くのビデオゲームでも使用されています。単純なものから高度なものまで幅広く使用されており、YouTube、Instagram、Quoraなどの有名なウェブサイトでもPythonが使われています。

Pythonは、ディープラーニングや機械学習のアプリケーションとの相性の良さも特徴の一つです。AI開発において強みをもっているので、AIの普及に比例してPythonの将来性も向上すると考えられています。

現に、日本ではすでにAI人材やデータサイエンティストといった職種は不足しており、将来的に需要はもっと高まっていくでしょう。それに付随してPythonの求人も需要が高まることが予想されており、将来性の高いプログラミング言語といえます。

Go(Web開発)

【プログラミング言語】go

Goは、GoogleがAPIやウェブアプリケーション用に開発したプログラミング言語で人気のある言語の一つです。オープンソースで処理能力が高いこともあり、誕生は2009年と比較的最近でありながら人気急上昇中の言語です。

並行しての処理能力に強みを持ち、大量のアクセスにも対応できるのでWeb開発に適しているプログラミング言語といえるでしょう。

Pythonと同じように、コードがシンプルで書きやすい特徴を持つので多くのIT企業の間で使用されています。

Google、Uber、Twitch、Dropboxなど、多くのIT大手企業がこのプログラミング言語を採用しており、Goを使用した案件数も増加しています。

Web開発だけでなく、スマホアプリの開発、IoTの開発にも強みを持っています。

Dart (スマホアプリ開発)

【プログラミング言語】dart

DartはGoogleが2011年に公開したWebプログラミング言語です。

もともとはJavaScriptの置き換えとセキュリティの高さを考慮して設計されていましたが当初は普及が進まず、Google社内の標準言語にはTypescriptが選ばれるなど後塵を拝する形となってしまいました。

2018年の「Dart2」のリリース、モバイル開発に強みを持つフレームワーク「Flutter」を用いることでAndroid開発とiOS開発が同時にできるとあって人気が高まりました。

Googleが手がけている次世代OSには「Flutter」が標準装備されるとあって、Dartの需要がさらに高まることが期待されています。

TypeScript(フロントエンド開発・Web開発)

【プログラミング言語】typescript

2012年にMicrosoftによって開発されたTypeScriptは、現在人気急上昇中のプログラミング言語です。TypeScriptの大きな特徴は、JavaScriptのコードを生成することにあります。

JavaScriptは世界中のWebサイトにおいて多大なシェアを持ちますが、バグが出やすく大規模開発が難しいというデメリットもあります。

TypeScriptはデバイス上でJavaScriptのコードの拡張子を.jsから.tsに変更することで、TypeScriptに変換することができるなど、JavaScriptの上位互換的なプログラミング言語なのです。

Googleの社内標準開発言語にも指定されていることから、世界中の開発者が注目しているプログラミング言語で、将来性もより高まっていくと予想されています。

 

Rust(Web開発・OS開発)

【プログラミング言語】Rust

Rustは2010年に開発されたプログラミング言語です。オープンソースで、Firefoxでお馴染みのMozillaが手がけています。

これまでのプログラミング言語における課題を解決してC言語の代替えを目指して開発されています。Rust は、C言語/C++ などの言語では解決できないメモリ エラーや並行プログラムを効率的に解決でき、安全面も考慮されているのが大きな特徴です。

AWS、Google、Microsoft などの大手企業が手掛けるサービスでRustが使用されていることからも分かる通り、人気の高いプログラミング言語といえます。

比較的新しいプログラミング言語なこともあり、他のプログラミング言語と比較した際はシェアの少なさが目につきます。しかし、C言語/C++の良い点を併せ持つことから今後に期待されているプログラミング言語です。

こちらも合わせてどうぞ

プログラミングを学習する6つのメリットについて解説【2022年最新版】

Kotlin(Androidアプリ開発・Web開発)

【プログラミング言語】kotlin

Kotlinは2011年に誕生、2015年にAndroid開発の推奨言語とされたことで人気を集めているプログラミング言語です。

比較的最近のプログラミング言語でありながら、Javaと相互運用ができるJVM言語とも呼ばれるタイプのプログラミング言語です。JVM言語はOSに依存せずにどんなプラットフォームでも使用できて非常に使いやすいためAndroid開発者に好まれているのです。

Kotlinは、Androidアプリの開発に強みを持ちます。これまでAndroidアプリ開発の主流言語はJavaでしたが、Kotlinに乗り換えている開発者も目立ちます。

世界的なモバイルアプリのシェアではAndroidが1位を獲得しており、Androidのアプリ開発やグローバルな展開を目指している人にはおすすめのプログラミング言語でしょう。しかし、IOSアプリの開発はできないので注意が必要です。

Swift (iOSアプリ開発)

【プログラミング言語】swift

KotlinがAndroidの構築に特化したプログラミング言語であったのに対し、SwiftはApple社が開発したiOSアプリ構築に特化したプログラミング言語です。

2014年にリリースされ汎用的でマルチパラダイムな特徴を持ちます。Swiftは、素早く安全に使えるという特徴を持ち、Apple製品の開発・保守には必須なプログラミング言語として圧倒的な支持を得ています。

iPhoneやiPadの人気によりiOSアプリ開発の案件数は需要が高いものの、まだまだSwift を習得しているエンジニアの不足が目立ちます。そのためSwift を扱えるエンジニアには将来性の高さと好待遇が想定されています。

JavaScript(フロントエンド開発・Web開発)

【プログラミング言語】javascript

JavaScriptは最も優れたプログラミング言語の一つであり、世界中の多くのWebサイトがJavaScriptを使用しています。当初は、Webブラウザを構築するために開発されたプログラミング言語ですが、今ではWeb開発には欠かせないプログラミング言語になっています。

Webサイトにおける高度なアニメーションや非同期通信の実現など、Javascriptはフロントエンドにおいて重要なプログラミング言語であり、代替えの言語もない状態といえます。

そのためWebサービスにおいては、フロントエンド開発のシェアはJavascriptの独占状態、またバックエンドでもJavascriptが使用される例も増えてきていることから、需要と将来性の高さは更に高くなると予想されています。

PHP (Web開発)

【プログラミング言語】PHP

PHPとは、Hypertext Preprocessorの略であり、多くの開発者がWeb開発に使用するオープンソースのサーバーサイドスクリプト言語です。

1995年に登場し、GUIなど多くのプロジェクトを作成するために使用できる汎用言語でもあります。HTMLに埋め込みをして使える特徴を持っているので、サイトに訪れる時間やエリア、ユーザーによって画面の表示内容を変えることができるなど動的なコンテンツを作成するのに適しています。

Javascriptがブラウザ上で機能するのとは逆に、PHPはサーバー側で処理が行われ、データベースからデータを取得・加工してクライアント側に返す動きが特徴的です。

プログラミング言語としての需要は現在もトップクラスで、多くのWeb開発でPHPが使用されています。PHPの案件数もJavascript同様に多く、また日本語のリファレンスも豊富にあることから学びやすいプログラミング言語といえるでしょう。

Java (業務システム開発・Web開発)

【プログラミング言語】java

Javaは、アメリカのオラクル社が提供しているプログラミング言語で、Web上のゲームやシステムなどのプログラムを動かすのによく使われています。さらにプログラミング言語だけではなく、動作をさせるプラットフォームを含めてJavaと呼ばれています。

Google社もJavaを使ってのアプリケーション開発を行っており、C++、PythonとJavaの3つはGoogleの三大言語としても有名です。

リリースされたのは1996年で約30年の歴史を持つオブジェクト指向で高水準なプログラミング言語です。

汎用性も高く、使用されるアプリケーションもDevOps、VR、ビッグデータ、AI-チャットボットなど多岐に渡ります。Google、Netflix、Uber、Amazonなどの大手企業は、スタック技術にJAVAを使用しています。

そのためJavaの案件数はトップレベルであり、現在も需要は高いプログラミング言語です。

まとめ

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は将来性の高いプログラミング言語を紹介しました。

結局は自分のやりたいこと、目指したいキャリアや職種に沿って習うことが一番大事ですね。目的がはっきりしないままの学習では、習得する内容にも差が出てきてしまいます。

それでもまだ迷ってしまうようであれば「Javascript」「Python」といった初学者でも学びやすいプログラミング言語をおすすめします。その後に「PHP」と進めるのも良いでしょう。

より高額な案件を獲得したい、キャリアアップしたいと考えるひとなら「Java」「Swift」などもいいのではないでしょうか。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です