失敗しないプログラミングスクールの選び方について紹介します!【2022年最新版】

近年ではIT人材のニーズが高まり、働き方の多様性が進んだ影響からエンジニアを目指したり、プログラミングを学習する人が増えてきています。
プログラミングスキルを身につけるにはスクールで受講することが効果的です。
しかし、プログラミングスクールはオンラインでもオフラインでも数多く存在しているため、初心者の方だとどのスクールを選んでいいか分かり辛いのも事実。
そこで、今回は失敗しないプログラミングスクールの選び方を解説します。ぜひ参考にしてみてください。
プログラミングスクールを比較する時のポイント
プログラミングスクールを選ぶときは、次の8つのポイントをよく比較した上でスクールを選んでください。
費用

誰しも一番気になるのは受講費用でしょう。プログラミングスクールに限らず、学校で専門的な技術を学ぼうとした時にはコストはかかるもの。
プログラミングスクールであれば受講費用が数十万~になることも珍しくありません。
将来のキャリアを考えれば自分に投資をするのか、それとも身の丈にあった受講費用を選択するのか、、、悩ましい所です。
支払い方法の選択肢があるスクールを選ぶ
プログラミングスクールを選ぶときは、費用も重要なポイントです。
プログラミングスクールは受講料が数十万円〜と大きな費用が必要となることも多いです。すべてを一括で払おうと思うと、家計への負担も重たくなってしまうでしょう。
そこでおすすめな方法が、分割払いを選択できて、無理なく支払えるスクール・コースを選ぶこと。金銭面で無理なくスタートできるので、心理的にも余裕を持って学習に取り組めるようになります。
プログラミングスクールには、受講者の負担を減らすために月々の分割払いを受け付けているところも多いです。一括で納入するのは難しくても、分割払いにすることで、本当に学びたいと希望するスクールでの学習ができるようになります。
無理なく支払える料金を選ぶ
また、毎月の支払額も無理なく支払える費用かどうかも確認しましょう。毎月の費用が捻出できず、途中で学習がストップしてしまうと、そこまでにかかった費用も時間も無駄になってしまいます。
支払いは何回まで分割できるのか、また手数料はいくら必要となるのか、月々必要となる費用を総合的に見て判断しましょう。
大手のプログラミングスクールは、分割払いが可能なスクールも多いです。気になった方は後ほど紹介するスクールの公式サイトから、ぜひチェックしてみてください。
教育訓練給付金制度の対象となるスクールを選ぶ
受講費用の捻出を抑えたい人には、条件付きですが「教育訓練給付制度」といった給付金を受けられるスクールを選ぶこともおすすめです。
[su_box title="教育訓練給付制度とは" box_color="#A3CD39"]教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。[/su_box]
また第四次産業革命を牽引する先端分野のハイレベルなスキル習得を目指す 「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」に該当する「専門実践教育訓練給付金」では、受講料の最大70%(上限56万円)が受講後に戻ってくるなど、上手く利用したい給付金制度です。
プログラミング言語

プログラミングスクールを受講するにあたり、一番大事なのは学習するプログラミング言語です。
プログラミング言語と一口にいっても、それぞれ特徴や出来ることが異なります。
例えばAIやディープラーニングに興味があるのであればPython、Webブラウザ上で何かしら動きのあるものを作りたいのであればJavascript、またiOSのアプリならShiftといったように、それぞれの言語でアウトプットが変わってきます。
そもそも自分はプログラミング言語を学習して何をしたいのか?
スクールに通い始めてから自分のやりたいことと違った!となっては時間も費用も無駄になってしまいます。学習すること自体が最終的な目的になってしまっては本末転倒です。
プログラミング言語の特性を知り、自分の目的に合わせてプログラミング言語を選ぶことが必要になります。
下記は代表的なプログラミング言語と、得意な分野の一覧になります。
出来ること | プログラミング言語 |
Web開発 | PHP,Javascript |
アプリ開発 | Java、Kotlin、Swift、C# |
サーバーサイド開発 | Java、C#、Python、Go |
AI/機械学習 | Python、C++、R |
スクールを選ぶ前に、自分の目的をはっきりとさせることが大事ですが、それでも受講するプログラミング言語に迷ってしまったときは、需要の高いプログラミング言語を選択しておきましょう。
講師
プログラミングスクール選びでは講師にも注目してください。
スクールによってはアルバイトでの採用をしているところもあります。実際に費用を払うのであれば実務経験が豊富な講師を選びたいもの。
特にプログラミングを将来の仕事として検討されている方であれば、実際の現場を知っている講師から指導を受けるべきです。
講師陣の実績やスキルをプログラミングスクールのHPで判断しにくい場合は、無料体験や事前相談を活用してみましょう。実際の授業や講師の雰囲気を事前に体験しておけば、より受講するイメージが深まります。
またそれとあわせて確認しておきたいのは、実際に授業で使われているプログラミング言語のバージョンです。実際の現場と乖離がある古いバージョンを使用していないかのチェックも怠らないように。
受講期間
全体の受講期間も事前に把握しておきましょう。
学生や社会人を対象としているプログラミングスクールでは、受講する時間が夜間に設定されており、カリキュラムを終えるまで期間が長くなります。
一方、転職や就職を視野に入れている場合には短期集中コースが選択できるプログラミングスクールが適しています。
自身の目的やおかれている環境によって学習する時間やカリキュラムは変わってきます。
しっかりと学習目的と照らし合わせておくことも重要です。
受講スタイル
大まかに分けてプログラミングスクールでの授業形式にはオンラインと対面式の2つがあります。
対面式の授業であれば分からないこともすぐに確認できますし、講師も十分に配慮してくれるので学習しやすいメリットがあります。しかし、実際に移動する必要があり、交通費も発生します。家や職場からスクールまでの距離が離れていると通学が負担になるケースもあります。
オンライン式での授業であれば受講する場所を問わないので、距離は問題になりませんし、ネット環境があれば学習できるのでスケジュールも調整しやすいでしょう。
社会人が受講するにあたって時間の調整がし辛い場合にはオンデマンド授業にも対応しているスクールを選ぶとよいでしょう。
それぞれの授業形式にメリット・デメリットがありますので、自分のライフスタイルや環境に合わせて選択してください。
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サポート体制

選任のコーチがいるか?質問できる数に制限はあるのか?レスポンスはどれくらいの速さなのか?
といった受講サポートも学習のモチベーションを維持するのに大事になってきます。
プログラミングスクールごとにサポート体制も異なりますので、事前に生徒レビューやSNSでチェックしておくとよいでしょう。
キャリアサポート
プログラミングスクールによっては転職のサポートをアピールしているところもあります。
転職できなかった場合には授業料の返還を謳っているスクールもありますが、転職保証には年齢制限やエントリーする企業数のノルマなどの諸条件もあります。
こちらに関しても事前に相談やチェックをしておきましょう。
レビュー、口コミ
実際にどんなプログラミングスクールなのかを知るのに学生のレビューや口コミをチェックすることも一つの判断材料になります。
レビューや口コミが全てではありませんが、書かれている内容からそのプログラミングスクールの雰囲気を掴むことはできるかもしれません。
また同じくSNSでスクール受講者の意見を探してみるのも面白いかもしれません。
匿名で書かれている場合には、本音が書かれている可能性が高いでしょう。スクールのHPが謳っている情報だけではなく、良いレビューや悪い内容のレビューもひっくるめて参考にしてみてください。
まとめ
プログラミングスクール選びにおける比較ポイントを紹介しました。
実際に学習するのも費用を払うのも自分自身です。
後悔しないためにも事前の比較検討は慎重におこなってください。